読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画『トランス』を観ました。

映画

f:id:sorena:20140823023612j:plain

あらすじ

アート競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)はギャング一味と協力し、オークション会場から40億円の名画を盗み出すことに成功する。しかし計画外の動きを見せた彼はギャングのリーダー(ヴァンサン・カッセル)に暴行され、それが原因で絵画の隠し場所の記憶をなくしてしまう。リーダーは絵画のありかを聞き出すため、催眠療法士(ロザリオ・ドーソン)を雇うものの……。(シネマトゥデイ)

 

感想

本日は映画『トランス』を観ました。

 

観ているというより語りかけられている感覚。

謎があるから良い。どの映像が真実でどれが嘘になるのか。

 

インセプションのような複雑な謎ではないがシンプルな謎が大きな謎なので観ているこっちまで翻弄される。結末も予想を裏切るわけではなく上回ってくる。

次々と謎が増えては消えて点と点が線になって綺麗につながっていくので面白い。

ジェームズ・マカヴォイの演じるサイモンと一緒に(少し違うが)謎を追いかけているようなところも面白かった。

 

人間の個性というかそれぞれのキャラクターの思惑が交差しているので心理戦ではないのだが、協力しているのにいつ裏切ってもおかしくないような対等な歪な関係で、誰が何を考えているのか、真実を語っているのかすら怪しいので気を休める隙がない。恋愛で振り回されいるのか絵画で振り回されているのかがあやふやになっているがその二つがうまく結末に関わってくるのが良かった。

 

この映画を楽しめない人は純粋に話についていけてないだけだと思う。場面が変わっては視点が変わるので現実なのか催眠療法の世界なのかの区別が付かない。なので何回も観れば謎も綺麗に消化できるのではないかと思う。

 

多分誰でも妄想することはあると思うのだが、それに近い事をしていると思う。なんでもありかよ!みたいな意見もあるが空想の世界にルールはない。今回の場合は催眠療法士によって記憶のなかを誘導され空想し描いてたがゆえのなんでもあり!なのだ。このなんでもありに意味がなかったら駄作なのだろうが現実とリンクしそれにも理由があるのがこの映画の面白いところだと思う。

 

それと、こういう単純ではない恋愛の考えとかが混じってくると観た人の価値観によって感じるものがブレてくるので評価はされづらい作品だと思うが自分の中では結構楽しめた。けど後味が悪い。結末は意外性があって面白いがハッピーエンドではない。

 

だが、普通に面白いので

複雑な出来事が入り交じるのが好きな人にはおすすめしたい。

 

では。

 

 

/*目次 スムーズスクロール*/